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草稿

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』

日本語

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名詞

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稿そうこう

  1. 完成しておらず、正式公開を行う段階至っていない文章
    • この書は未完であり、かついわば草稿であって、まだ十分な推敲を経たものではない。しかしこの書は、わが国では類例の少い独自の著述である。このままの形でも、真に学問を愛し、科学の本質を知りたいと願う人々に、一度熟読をすすめたい本である。(中谷宇吉郎「救われた稀本」)〔1947年〕[1]
    • なおお述べになりました条約につきましては、翻訳の一応の草稿はできておりますが、まだ正確なる最終的な翻訳は、実は事務的にも完了いたしておりません。(齋藤邦吉、第15回衆議院労働委員会)〔1953年〕[2]

類義語

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対義語

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翻訳

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  1. 青空文庫(2017年11月24日作成)(底本:「中谷宇吉郎集 第五巻」岩波書店、2001年2月5日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001569/files/57306_63368.html 2019年10月1日参照。
  2. 「第15回国会衆議院 労働委員会議事録 第20号(昭和28年3月10日 )」p. 13. 国会会議録検索システム http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/015/0808/01503100808020.pdf 2019年10月1日参照。